f(x)のソルリが好きだった

 
本日付けで所属事務所SMエンターテインメントからソルリのf(x)脱退が発表されました。
どうしようもないこの思いをどうすることもできず、今この記事を書いています。
 
 
やっぱりというか、ついにきたというか。
悲しいといったら嘘になります。わたしはソルリが大好きでした、今でも大好きです。
ただ、うすうすわかっていたことではありました。これはf(x)のファンはもちろん、それ以外のファンも感じ取っていたと思います。
情報が発信されるたびに脱退を噂され、そのたびに私はいつかくるかもしれない終わりを想像しては苦しみ悩みました。それでもソルリが大好きでした。
それはソルリを好きになったときから今でもずっと、変わらない気持ちです。
 
インターネットで言われているそれが全部事実だったとしたら、それはもちろんソルリが悪いと思います。
悪いのはわかっているけれど、それでも赦してしまうんです。
どうしても嫌いになれなかった。いっそ嫌いになりたいと思ったこともありました。
同時に、なんでこんなに好きなんだろうと思いました。
 
 
ソルリを好きになったときのことを思い出してみました。
ソルリを好きになったのは一瞬の出来事でした。
一目惚れです。
 
今でも鮮明に思い出します、新大久保のお店で歌番組でのピノキオの映像が流れていたのです。
そのときに映った女の子に、私は目を奪われました。それがソルリです。
それからf(x)のMV、音楽番組の映像、バラエティー…見られるものは全て見ました。
見れば見るほど可愛くて、でも美しくて、ときに儚くて、きれいで。
画像もたくさん集めて、集めていくうちにファンサイトという文化を知って、初めて韓国のファンサイトに自分で登録して、日付毎に分けて全部保存しました。
女の子をこんなに好きになったのは初めてでした。
 
そして同じくらい、f(x)というグループは魅力的でした。
ヘンテコな歌詞、ヘンテコなコンセプト、ヘンテコな衣装。
それをf(x)は上手く消化し、表現していました。
 
ただ、f(x)の中でソルリは歌が特別上手いわけでもなければ、踊りが特別得意なわけでもありませんでした。
しかしf(x)のヘンテコさを表現するにあたって、ソルリは重要な役割を担っていた、と私は思います。
 
NU ABOの꿍디꿍디(クンディクンディ/造語) や、
Jetの예쁘장한 나 귀여워?(可愛らしい私 可愛い?) 통통한 다리 나 애기 같데(ぽっちゃりした脚 私子供みたいだって) は、
ソルリだからこそ、その歌詞のヘンテコさを十二分に引き出せていたように感じます。
 
 
カムバックするたびにいろんな姿を見せてくれるf(x)、そしてソルリがわたしの年に一度の楽しみでした。
しかし去年の夏、ソルリは突然活動を休止しました。
 
 
そして今日、正式にSMエンターテイメントから脱退を伝えられました。
ファンとは無力なものです。好きという気持ちだけではどうしようもできません。
決定するのは本人と会社なのですから。
 
それでも、わたしはf(x)のソルリが大好きだった。
それでも、わたしはf(x)のソルリが見たかった。
 
でも、それももう叶わない願いです。
 
 
今まで楽しい時間をありがとう。
ソルリのこと、どうしても嫌いになれないから、あなたのこと大好きだから、これからも応援します。
そして4人になったf(x)をこれからも応援します。