2016年ワタシ的K-POP楽曲大賞
2016年最初で最後のブログは2014年からこのブログの恒例になっている
ワタシ的K-POP楽曲大賞
で締めたいと思います。
ちなみに過去2回はこんな感じでした。
※TOP10方式
※活動曲(MVのある楽曲)のみ
※アイドルグループのみ(よく聴いたアーティスト楽曲は番外編として後述)
※個人の見解なのでさらっと楽しんでください
10位
레이디스 코드(LADIES' CODE) 「갤럭시(GALAXY)」
メンバーの死という想像を絶する辛さから約2年、今年再始動を果たしたLADIES' CODEのカムバックタイトル曲。
落ち着いているけれど、危うげで、怪しげで。不思議な魅力をまとった曲で気づけば魅了されていました。
約2年の間、辛さをバネに練習をしたのでしょうか、より表現力を増した味のある歌声になっていて今回の曲によくあっています。
これからのLADIES' CODEの活躍に期待したいです。
9位
Wonder Girls 「Why So Lonely」
昨年新生Wonder Girls(以下ワンガ)として帰ってきた彼女たちが、今度は自作曲で帰ってきた!
レゲエとワンガの成熟した色気がよくマッチしていて聴いていてクセになるのですが、MVもグロテスクだったり暴力的な描写がシュールポップに演出されていてこちらもクセになるのでぜひMVと併せて楽しんで欲しい1曲です。
そんなワンガは来年1月にJYPとの専属契約が満了するそうなのでハラハラしています。
8位
BLACKPINK 「STAY」
ついにYGから新しいガールズグループがデビューしました、その名も「BLACKPINK(以下ブルピン)」!
ギターの切ないメロディーにのせられたブルピンのしっとりした、でも4人の独特で特徴的な歌声が心にしみわたります。
4人組ということもあり先輩グループであった(と過去形で書かなければいけないことがとても悲しい)2NE1と比べられることが多いと思いますが、彼女たちには彼女たちの魅力があるのでそれをYGがうまく引き出してくれることを願っています、不安だけど!!!
7位
100%(백퍼센트) 「Better Day(지독하게)」
イントロから最高じゃないですか。イントロから最高の曲に外れはない。
100%についてはそこまで詳しいわけではなかったのですが(未だにメンバーの名前も知らない)、たまたま私が今熱心に追っている防弾少年団と活動時期が被っていたんです。
そうじゃなければこの曲には出会わなかったであろう……そう思うと出会いに感謝。
100%(백퍼센트) _ Better Day(지독하게)https://t.co/feBZkcGQTM
— yucco (@yucocko) 2016年10月23日
音楽番組を見ていたらビビッときたので調べてみたらやっぱりSWEETUNE先生だった…!ピニの追撃者が好きな人は絶対好き…イントロからSWEETUNE節炸裂…オススメ…!! pic.twitter.com/SsAFbND9yw
しかも調べたら、タイトル曲どころかアルバムの全曲の作詞作曲をSWEETUNEが手掛けているという豪華っぷり。
アルバム全部聴きましたが名盤だったので、もしまだ聴いたことがないという方は是非聴いてほしいです!
6位
BIGBANG 「LAST DANCE」
TOPさん行かないで
私情が入りました、申し訳ございません。
2016年もあと少しというところでこの「LAST DANCE」と、「에라 모르겠다(FXXK IT)」、「GIRLFRIEND」の新曲3曲の入った「BIGBANG MADE THE FULL ALBUM」をリリース。
2017年の2月に最年長のTOPさんが入隊をすることが決まったため、今回の活動をもって5人揃っての活動はしばらく見られなくなります。
しばらく5人揃っての活動が見られないBIGBANG、そのフルアルバムを飾るにはあまりにも似合いすぎて、切なすぎて、涙なしには見られません。
5位
방탄소년단 「Save ME」
花樣年華プロジェクトで一皮むけた防弾少年団。2016年は「花樣年華pt.1」と「花樣年華pt.2」の青春2部作のシリーズを締めくくる最終章アルバム「花樣年華 Young Forever」とメンバー全員のソロ曲も収録された「WINGS」でK-POP界を盛り上げました。
ヒップホップグループとうたっている防弾少年団ですが、Save MEはスローテンポで叙情的な切ないメロディー構成になっています。
少年から青年になった防弾少年団の成長が表れた1曲になっていて「花樣年華」の集大成のように感じます。
衣装やロケーションがいたってシンプルなMVですがワンテイクで撮られており1カット1カットよく考えられていて面白いです。
4位
여자친구(GFRIEND) 「너 그리고 나 (NAVILLERA)」
シンセ伴奏が効いた高音が心地よいキャッチ―な1曲。
そのおかげか90年代アニメのOPにありそうな感じが漂っていて、どこか懐かしい気持ちになります。
音が軽いのに安っぽくならないのはヨジャチングのボーカル力があるからだと思います。
メンバーのウナがロングからボブにイメチェンしてめちゃくちゃ可愛くなっているのも見どころ!
3位
OH MY GIRL(오마이걸) 「WINDY DAY」
この曲今年だったのか、というくらい今年のOH MY GIRL(以下OMG)はよく活動しました。
春風のようなさわやかなイントロからはじまったのに、途中でインド風に転調する、あまりにもユニークで摩訶不思議な楽曲。
OMGはただ可愛いだけにとどまらずちょっと風変わりな要素を加えて化学反応を起こそうとするチャレンジ精神があるところが素晴らしいと思います。
その後リメイク曲「내 얘길 들어봐」でも活動、ただメンバーのジニがデビュー後から患っている拒食症により活動を休止、7人の活動という寂しい結果になってしまいました。
2017年、ジニの体調がよくなりまた8人で活動する姿が見られることを祈っています。
2位
우주소녀(COSMIC GIRLS) 「비밀이야(Secret)」
イントロから最高じゃないですか(2回目)。
90年代アニメのOPにありそうな感じが漂っていますが(これも2回目)、宇宙少女の表現力がすごいです。
また12人もいるのに声のバランスが最高です。唯一のラッパーEXYも独特の声で第二のAOAジミンといった感じ。
後半の高音も、女性が歌うとキーンと耳につくような人もいますがそんなことがなくむしろ切なさを漂わせています。
宇宙少女というコンセプトにあった楽曲をようやく見ることができて嬉しく思います。(逆にデビュー曲はなぜキュートポップ路線だったのか)
年明けのカムバックも楽しみ!
1位
SEVENTEEN(세븐틴) 「VERY NICE(아주 NICE)」
痛快、そして爽快。
なんなんだSEVENTEEN、最高か!
そう思わず言いたくなります。
溢れ出るフレッシュさ、アイドルが好きな人が何を求めているのかと、人々に好まれる大衆性とは何か、それをとても理解していて、表現する力があるグループ。ここまで素晴らしすぎるともはや怖いです。
MVにはないですが、ステージを見るとサビの「아주 NICE!」のあとに雄叫びが入ります、それを見ると学生時代を思い出すというか。
同級生の男子生徒たちってくだらないことで騒いで楽しそうで、でもそれが可愛かったりして。そんな懐かしい気持ちにもなるパフォーマンスです。
>>番外編
- 歌って踊るだけがアイドルじゃない!~プロデューサーアイドルB1A4ジニョン氏の才能がすごい~
今年シンデレラになった少女たちがいます。
「I.O.I」、Mnetによる「プロデュース101」という、50の企画会社から集まった101人の少女練習生を対象としたオーディションサバイバルで、11人の最終メンバーを選抜、1年間 CJ E&Mと契約後ガールズグループで活動するという番組で選ばれた少女たちです。
わたしは(サバイバルにトラウマがあるためw)世間の波に逆らい「プロデュース101」は未見で終わっているのですが(そのため間違いがあったらすみません)、この「プロデュース101」を盛り上げたうちの1人が、B1A4のジニョンです。
ガールズグループのサバイバルになぜ?と思われるかもしれませんが、ジニョン氏は「プロデュース101」のミッション曲で楽曲提供をしています。
ジニョンプロデュースのグループはこの曲で優勝をし、その後もその曲が音源チャートでも人気を博したのです。
それが「같은 곳에서」です。
소녀온탑(Girls On Top) 「같은 곳에서」
その後、22人の練習生に対しても曲をプレゼント。
Produce 101 「벚꽃이 지면」
もともとB1A4でも作詞・作曲を担当しているジニョンでしたが、このプロデュース101の一件からプロデューサーの能力を再評価されたのでした。
ジニョンの快進撃はここでは終わりません。
同じWMエンターテイメント所属の直属の後輩であるOh My Girlにも楽曲を提供しました。
Oh My Girl(오마이걸) 「한 발짝 두 발짝」
健気な恋心が表れていて、こんな歌詞を書くことができるジニョン氏は、何者なのかと叫びたくなります。
1つの少女マンガを読んだような気分になる1曲です。
最後を締めくくるのは「プロデュース101」からデビューしたシンデレラガールズ「I.O.I」に送ったこの歌。
I.O.I 「잠깐만」
この曲が収録されたI.O.Iのセカンドミニアルバム「Miss Me?」はI.O.Iの最後のアルバムです。
1年間満身創痍で活躍してきた彼女たち、そんな彼女たちを前身から見てきたプロデューサージニョンだからこそ書けた、有終の美を飾るに相応しい楽曲。
このままマイクを置いて普通の少女に戻ってしまいそう……(泣)
- K-POPはアイドルだけじゃない!~才能あふれるアーティストたち~
アイドル以外に今年よく聴いた楽曲を紹介します。
헤이즈 (Heize) 「And July (Feat. DEAN, DJ Friz)」
ノリにノっているHeizeとノリのノっている韓国のおディーン様、ではなくDEAN様の最強コラボ。
2人の声の相性が抜群。MVも最高。
Dean 「D (Half Moon) ft. Gaeko」
ノリにのっているDEAN様。本当にいい声。それしかない。味がありますね。
毎年次から次へと才能の塊が出てくる韓国音楽シーンはなんなんでしょう本当に。
백예린 「Bye bye my blue」
今年の夏頃からApple Musicを利用するようになったのですが、そこで遅ればせながら耳にして以来ヘビロテしています。
15&のペクイェリンのソロ。雨の日に部屋の片隅でぼーっとしながら聴きたい、そんな一曲。
우효(OOHYO) 「청춘(Youth)(DAY)」
ウヒョについてはまだ謎が多く、詳しい情報がないのですがそこもまた魅力的に思えます。リリィシュシュのような感じ。
f(x)クリスタル、15&ペク・イェリン、防弾少年団RAPMONSTERなどがSNSや番組で彼女の音楽について触れており、そこからも人気が出ているようです。
우주를 줄게 「볼빨간사춘기」
今年音源チャートを逆走し一躍有名になった볼빨간사춘기。
毎年次から次へと才能の塊が出てくる韓国音楽シーンはなんなんでしょう本当に(2回目)。
>>番外編の番外編
ここからはK-POPとはまったく関係ないのですがその音楽に心震えたので紹介させてください。
皆様、「ユーリ!!! on ICE(以下YOI)」というアニメはご存知でしょうか。
つい先日最終回を迎えたスケートアニメなのですが、このアニメ、単純なスケートアニメではなく楽曲が素晴らしいんです。
友人宅で「とにかくヤバいから見て」と言われてその時点の最新話である6話まで一気に見たのですがもう最高でした。
まゆさんのお宅でユーリ最新話まで一気見してアドレナリンがすごい、おディーン様のOPを買わなきゃという気持ちになっている今
— yucco (@yucocko) 2016年11月29日
ん?おディーン様?
と思われた方。
さっき韓国のおディーン様、ではなくDEAN様のことを紹介させていただきましたが、こちらは本物の(というのもおかしいですが)おディーン様こと、ディーン・フジオカ氏がOPを歌っているのです!!!
壮大で、優雅で、美しくて最高!おディーン様ありがとう!
EDは一転してポップな感じ、作詞があの西寺郷太さんでこれまた豪華。
アニメ前半のEDはインスタグラムのタイムラインのようになっていて、登場人物たちの日常が楽しめます。それがすごくおしゃれ!
後半から回によってアニメーションが変わってそれもまた楽しみの1つでした。
そしてスケートアニメということでスケートのシーンがふんだんにあり、音楽にあわせて滑るわけですが、その音楽もまた最高なんです。
特にこの2曲。
主人公である、勝生勇利が全日本金メダルを目指すため、フリースケーティング用に作ってもらった自分自身を表した「Yuri on ICE」。
ジャン・ジャック・ルロワ、通称JJがショートプログラムで使用した「Theme of King JJ」。
どちらの楽曲にもドラマがあって、スケーティングの場面が思い浮かびます。
わたしは正直、今までテレビでスケートがやってもほとんど見たことがありませんでした。
なのでルールやシステムがわかっていなかったのですが、解説もあり、ストーリーとその音楽性もあって気づいたら引き込まれていきました。
最近は昔ほどアニメを見なくなっていましたがアニメの楽曲もいい曲ばかりですよね。
そしてYOIは2期がありそうな気がしているので今から楽しみです。